みなさんこんにちは!サックス講師Maruiです!
今日はみなさん憧れのビブラートについてお話したいと思います(もうかけられる!!!という方もぜひ見て行ってください)
ビブラートとは
そもそも、ビブラートとは何かというと
音量の揺れと音高の揺れの二種類に分けられ、楽器や演奏スタイル、演奏されるジャンルによって使い分けられる(wiki参照)
つまり、音を大きくしたり小さくしたりする方法と音程を上げたり下げたりする2種類があるということです。
フルートは前者の方法でお腹を使い音量を揺らしビブラートをかけています。
我らがサックスは後者の方法です!(ジャズの奏者は喉でかける方もいるそうです)
基本的には顎でかけ、噛んだり噛む力を緩めたりして音程を揺らします。
ビブラートの波はどうなっているの?
突然ですがこの図を見てください
この波はビブラートの波で音程の高さを表しています(自分で書いたらへたくそ過ぎたため友人に書いてもらいました・・・)
さて質問です!
ビブラートをかけ始める基準となる音程(チューナーの針が真ん中)はa,b,cのうちどれでしょう!!
ドゥルルルルルルルルルルルル
ドン!!!
cでした!!!!
サックス経験者の方は教則本などでbからと説明している図を見たことがあると思います。
なぜ波の下を基準とするかというと、口が1番リラックスして太い音がなる音を基準にしたいという理由です。
実際にゆっくりとかけてみるとわかりますが、bから始めるビブラートだと音程が上ずったりぶら下がったりして気持ち悪いです。
練習方法
まずビブラートは顎でかけます。
「ア(a)-ウ(u)-ア(a)-ウ(u)-」
または
「ワ(wa)-ウ(u)-ワ(wa)-ウ(u)-」
と慣れるためにゆっくり、音色を気にせず一定に音程の波を大きくかけられるように練習してみましょう。
この時息が揺れることのないようにしっかりとお腹をささえて真っ直ぐ息を入れましょう。
チューナーを見ながらやるとわかると思いますが今のやり方だと基準のピッチ(音程)を中心に高くなったり低くなっていると思いますが、このビブラートでは曲で使えません・・・・
今度は先ほどの画像のC(チューナーの真ん中)からかけることを意識して、基準の音程の上に波を作るようにゆっくりかけてみましょう。
慣れないうちはチューナーを見ながらかけるといいかもしれませんね!
おそらく多くのビブラート初心者の方はこのやり方を意識すると大きな波でかけられなくなると思います。
それは基準の音を吹いている時、口の中を狭くしすぎている、息を入れる方向が上になっていることが原因で噛んでも音程が上がらないことが考えられます。
基準の音は太くていい音を出せるように口の中を狭くしすぎずリラックスして、息を下に入れてあげるよう意識してみてください!
まとめ
曲の場面によってビブラートの波は使い分けることになります。
例えば、静かな曲の最後に消えていくように吹きたい音を素早く大きな波でビブラートをかけると台無しになってしまいます。
気持ちを表現するために色々な種類のビブラートを上手に使えるといいですね。
そのためには自分の体がどうなって音がどうなっているかゆっくりと確認することが上達の近道です!
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